それらしいこと
mid0です。
まだ寒い日もありますが、すっかり暦は春です。
日本に居て、この季節、少しでも それらしいことを堪能すべく、花見に訪れました。
八幡市駅を降りると目の前に商店がポツポツとあり、盛況していました。
ここでは走井餅とゆう餅がどうやら名物みたいです。そこそこに販売されています。
男山ケーブルに乗り換え、山の方へ。
車輌は一車輌ですが、結構観光客でごった返しています。勿論、時期が時期なので当然でしょう。
男山山上駅へ到着。大体片道2分くらいだったでしょうか。
駅を降りてこの急勾配な階段を登ると展望台エリア。
良い天気も手伝って、桜が綺麗でした。
昔懐かしい、この望遠鏡。
素敵なシニアさん。こんな風に自分もシニアになったとき、仲間達と仲良く花見してみたいものです。
いつかこの、先輩達みたいになれるかなぁ。
色んな人達も仲良く高台から。
一周ぐるっと回ったので、下山する事にしました。
やっぱり、桜は綺麗ですね、淡い色の儚げな綺麗さがあります。
そういえば、写真にはおさめなかったが、
男山には竹林がチラホラあった。
諸説ある事を前提に、
かのエジソン。発明したものの中に有名な電球がある。
いや、発明と言えば語弊があるが、
電球を改良し、実用化に一役かったひとである。
その電球の中の部品に、竹を使用したとされる説があり、その竹こそ、男山の竹を使用したという言い伝えがあって、そこかしこにエジソンの名前や銅像があった。この銅像は駅前の銅像。
大袈裟ではあるが、もしこの人がいなければ明るい家庭の生活はなかったかもしれない。
そう考えると、改めて、偉人です。
この銅像の隣には、昔懐かしい喫茶店、常に観光客でいっぱいでした。花見して一息つくには最高のお店ですね。
自分も一服したかったんですが、予約があって入れませんでした。
さて、駅から離れて川の方へ。
目指すは背割堤の桜探訪。
が、考えてる事は皆さん同じ、人の波でこの有様。
徒歩でも車での観光客で一杯でした。
やっと到着。
凄い量の人と桜で圧巻。
土手に生える桜も風情があって芸術的。
誰もが幸せそうな顔をして桜を愛で、美味しい食べ物を頬張り、楽しんでいました。
背割堤の桜を目に焼き付けて、駅の方へ戻りました。
途中、小規模の桜祭りが催されていたので立ち寄りました。
小規模ではあったものの、ここはここでゆったり時間が流れ、ポカポカ陽気で穴場なスポットでした。
今まで、何度か花見をしてきましたが、こんなに多くの桜を一日で見たのは初めてだったかもしれません。
人生、いつ死ぬかはわかりません、その中で、あと何度、春を体験出来るだろうか
あと何度、桜を見れるだろうか。
なるべく多く綺麗なものを見ていたい。
こんな風に思いながら露店のフランクフルトを頬張ってました。
食べ終わるとまた、センチに入り、物思いに耽る。
何故か
自分は
祭りや花見、クリスマスや正月といった
イベントなどに遭遇すると、いつも周囲の人達に想いを馳せてしまう癖がある。
若いカップル、家族連れ、老夫婦、学生の男女の集まり、趣味友達、仕事仲間、
色んな人達の楽しんでる顔や幸せそうな表情に見入ってしまう。そして幸せそうで羨ましく思う反面、嬉しくもなる。
皆んなはそんな風に思わないのだろうか、
ただ、その日が楽しくて、目の前の桜が綺麗な事に没頭し、周りの事など眼中にないのだろうか。
隙があれば考える事が始まって、なんだか花見のやり方がいつも変わった方向へ向かってしまう。笑
余計なお世話かもしれないが
皆、どうか幸せに過ごしてほしい、そんな世の中であって欲しい、
そして自分も、皆と同じように、幸せな人生を過ごしたい。
そんな風に思う、平成最期の花見になりました。
次の花見は
令和の花見。 それを目標にして過ごしていきたい。
miD0でした。